はるきにしやま

超高速!参勤交代 リターンズのはるきにしやまのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

日本映画の悪いところが凝縮している映画だとおもいます。
前作が好評だったから、その要素を取り入れつつ無難な要素だけを集めて作った会議室で作った映画って感じです。

ネタバレですが、前作のような超高速参勤交代という要素は冒頭の30分くらいです。前作はそこの試行錯誤が面白く、肝の部分だったとおもいます。

今作は藩が取り上げられて、それに対する抗争がメインです。
それなりに盛り上げて最終決戦に挑みます。監督は時代劇をあんまり作ってきた人ではないようですが、殺陣にとにかく迫力がありません。
また、一番強い忍者がずっとうちわであおいでいます。
6人くらいで100人以上の幕府柳生の軍勢を迎え撃ちますが、なぜ勝てるのか全く謎です。迫力もありません。少数ですが、デブガリジャニーズ勢揃いの精鋭部隊です。
最後は結局、時代劇知ってる人しかわからない大岡裁きで終わります。

コント時代劇としてみるならいいですが、これを1800円払ってみせられるとしたら苦痛としか言えないですね。