このレビューはネタバレを含みます
鹿まみれ奈良公園が位置する奈良市の観光地具合や地理的状況の五条市との差異がわからないと、けっきょく、田舎ー都会間を移動かつ往復して出てくる共存違和感みたいなんを持った場合にしかわからないもんがあるように見せかけてなにもない 都会ドロッパーがなんもない田舎に腰下ろした話になったらいつまでも優劣比較が消えないし(ただ、そういう内的に分かる差異について言及している台詞はあった。言葉のままに。)それよりもあの空間がなんでもなくとにかくあるということ、だって誰かがいる・いない森が静かにそこに在り今すべてが共存してるなんて。これは人口が減った方が見えやすいこと、その点であの歩き回り方は路まわりで繋がるひとつの町が立ち上がりそうでいいと思った。ただやっぱり実際に小さいから、映像で切り取ってしまうとサイズ感は逆にわからなくなるな〜
密度の違いは一人をでかくする。
これは奈良映画祭で見るもんではない 奈良と、もう一つの世界だから
まあ八木までしか路線わからんけど
