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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のsaのレビュー・感想・評価

4.5
遅ればせながら新年1本目!はドラン!
映画館で見れなかったのでやっと😭

「彼は何をさらけ出せばいい?」

確かに英語である違和感(というより物足りなさ?フランス語聞きたい衝動)だったり、多くの人が見やすい形にまとまっていたりはするけれど、その分なのかいつも以上に最初っから映画への情熱を感じた、し、今後のドランのキャリアを考えると必要な1本だったようにも思う。

だからと言ってこじんまりしたわけでもなく(ドランがそんなことなるわけはないんやけど)、なんならドランの思いや今までに感じてきた葛藤といった、ドランの心の中は1番表されていたようにも感じた。(表現もストレートだった)
ジョンもルパートもドランの一部に感じたし、少なくともああいう世界で生きている人達のことも描いているんだろうな、と。

ドランのリヴァー(フェニックス)愛も感じたし、なんか今までのドラン作品と似ている場面ちょこちょこあって、それは偶然なのか。単純に同監督だから似ただけなのか。

あとキット・ハリントンは意識したのか分からないけど、時々、笑い方とか角度によってドランに似ることがあって、不思議だなあ、としみじみしてた。

ドランと同じ時代を生きていることでこうやってドランの新作が見られるという事実が嬉し過ぎて、開始10分あたりでなんかめっちゃ泣いた。
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