ジョン・F・ドノヴァンの死と生の作品情報・感想・評価

「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」に投稿された感想・評価

KEIYA

KEIYAの感想・評価

3.6
グザビエ・ドラン初の全編英語映画。セクシャリティ等の問題を抱えた映画スターが、ファンの少年からのファンレターを通じて、苦しみや葛藤を少年に打ち明けるヒューマンドラマ。
映画スターのパート、彼に憧れ、ファンレターを送り続ける少年のパート、大人になった少年が彼との交流をジャーナリストとのインタビューで打ち明けるパートの3つ物語が交錯しながら描かれる。

グザビエにしては、あまり癖のないマイルドなできで、普通のヒューマンドラマ映画になっており、とても大衆的なタッチ。劇中で使われる曲もベタなものが多い。
キット・ハリントン演じるムービースターの話よりも、周りの大人たちに理解してもらえない少年の葛藤を見ている方がずっと面白かった。先生やお母さんの彼への態度はちょっと過剰で冷たすぎるとも思ったが。少年を演じるジェイコブ君の演技は大人顔負けで相変わらずすごい。ムービースターパートは、彼がなぜこの少年にだけ胸中を打ち明けるのか、なぜ死に追いやられてしまったのかというかという動機付けが弱く、あまり刺さらなかった印象。
物語の構成的な理由で全シーンカットされてしまったジェシカ・チャスティンがどんな役回りだったのか知りたい。
原題タイトルが言ってることに気づかなかった。フランス語版はただ「人生」だから…。
お母さんの名前がSamで、ずっと男の人だと思ってたから混乱してた。。。
息子と母という軸、今回は二本立てでお送りしております💁‍♀️
お約束の喧嘩親子喧嘩、やれやれー!という感じ。
でもたしかに、ドランの作品の中では新しい風が吹いたかな、という感じ。
ニューヨークの摩天楼が綺麗に撮れてる。もしかして都会がメインって珍しくない?
聞き耳を立ててるところで耳をクローズアップするのあるあるだろうけど、なぜかハッとした。
全編英語です。フランス語全くなし。でもアメリカ英語とイギリス英語交ざってる。
フランスでしか公開しないってほんとかしら?
centime

centimeの感想・評価

4.3
物語、カメラワーク、全てがドランの世界観で好き。俳優も豪華。
mk

mkの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

オープニング、ドラン感満載でもう最高でした。今までのドランの作品が詰まってるかんじ。メッセージ性とその答えが多かったのが印象的。映像の撮り方ほんとうに美しい…
« 映画 »っていう単語をわざわざ « 第7芸術 »と字幕にするところフランスだなあと思った。笑
ドランに会えたので一生忘れない映画です。
映画パス 16本目
19年映画 31本目

そんなに期待しないで観に行ったけどすごく良かった。幸せそうに見えてもそれは偽りかもしれない。助けを求めても誰にも気づいてもらえないかもしれない。全てすれ違い。誰か1人でも本気で向き合ってくれる人がいたら違う結末になったかもしれない。数々の若くして亡くなったセレブを思いました。

そして音楽が世代的にドンピシャで中学の時毎日聴いていた曲がオンパレードで流れました。日本で、海外に憧れながら過ごした青春時代も思い出してルパート君に感情移入した。

サントラ買います。

俳優陣が豪華すぎる。
あとイケメンがたくさん出てくる。
まおう

まおうの感想・評価

3.5
人気絶頂のさなかゴシップが原因で消え夭逝してしまった人気俳優と文通していた少年の証言で明かされる彼の苦悩を描いたグザヴィエ・ドラン最新作。
かたやニューヨークのスター俳優、かたやロンドンのいじめられっ子ではあるが同じ孤独を抱えた二人の姿をどこか温かみのある映像と心に響く歌の数々で彩る。
blackbeans

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4.0
パリにて

彼の映画にしては、思ったより軽かったなという印象(今までが重かった)。なんというか、今までより少しポップに大衆向けになったという感じもあるけど、「グザヴィエドランの映画」という彼らしさもしっかりとあって良かった。
haru

haruの感想・評価

4.5
星五つの傑作ではないけれど、ドランの美学が詰まってる。(好きだと思い込んでるから5割増)
まず35mmで撮影してて質感が素敵。表情のズーム、視線、振り返る瞬間、肌と肌の重なり、あドランが撮ったんだなと思うカットがなお美しい。上空からニューヨークの街を見下ろすカットはなんだか新鮮。
ここで音楽?みたいなとこもあったけれど、華やかな芸能界のイメージにアデルのrolling in the deep 、親子の再会にスタンドバイミーのカバー、家族団らんでのラジオ!
ジョンが男と一夜を共にしたシーンの色といい、後の路地裏のシーンで洗濯物が干してあったり、ラジオの音楽といいセルフオマージュなのか趣味なのか、わくわくが止まらない。うわ最高!ってほどではないけれど、全てが良い。
でもドランっぽさ=フランス語のイメージが強くて英語なの不思議。Cinema の字幕を7me artにするあたりフランス語のプライドを感じた‥
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F: 雑音、扉を開ける女性、合わない焦点
How can you steal the place made for you?