つん

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のつんのレビュー・感想・評価

3.4
賛否わかれるらしい。確かに今までのドランの作風をあまり感じないから、肩透かしな印象がある。
ストーリーは嫌いじゃないけど、陳腐に感じる演出のいくつかにはたしかにうーん、とは思った。

ずっとポスタービジュアルでイーサン・ホークだと勘違いしてて「イーサン・ホークがドラン作品に?」と思ってた。なかなか出てこないなぁと思ったら、出てないからそれはそう。
あと、オープニング曲がめっちゃ良くて、ジョン・オズボーン久しぶり!と思ってたら、アデルだったっぽい。いずれにしても素晴らしい楽曲。
エンディングのThe Verveももちろん良曲。

キャストが好きな人ばかりだったのに(ナタリー・ポートマン、ジェイコブ・トレンブレイ、キャシー・ベイツ)誰のことも好きになれなかったな。特にジェイコブは顔の美しさには見惚れるけど、演技が演技すぎてちょっと苦手だった。でも、もちろん好きな俳優です。
あと、キャラクターとしては学校の先生が好きでした。

毒がなくてわかりやすかったけど、もしかして他の監督が撮った方が面白かったのかな。
つん

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