るなるな

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のるなるなのレビュー・感想・評価

3.5
本来交わることのない2人が文通を交わしていくなかそれぞれの環境が渦巻いていく、というのが大筋のストーリーです。
側から見たら何の接点もない2人ですが、
それぞれ抱える生きづらさは種類は違えど通じるものがあるように思いました。


ルパートには彼の存在を認めてサポートしてくれた先生がいましたが、ドノヴァンはずっと真の孤独を抱えていたのかも知れないな、というのが唯一の大きな違いだったのかな。

ラストは人によってハッピーエンドか悲しい終わりか意見が分かれる結末だと思います。
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