gyuhew

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のgyuhewのレビュー・感想・評価

5.0
とてもいい映画だった

最初の方のインタビューで回想とかはちょっと退屈な感じもするけど、話が進むにつれてどんどんその奥深さに引き込まれるかんじ。

ルパートとお母さんの関係とか、お母さんと担任の関係とかルパートを取り巻く学校の友達の関係とか、ジョンと周りの人間の関係とか本当に表現のしようがないくらいいろんな思いが渦巻き溢れた作品。
ここまで丁寧に描かれた映画もそうそうないかも。

お母さんがルパートをロンドンまで迎えに行ったシーンはめちゃくちゃ泣けた。

結局、生きることを諦めたジョンだったけど、最後まで必死に生きてたんだなって思うとまた無念でもあり、いろんなしがらみから解放されたジョンのしあわせを願う気持ちだったり、頑張ったジョンを讃えたい気持ちもあり…

流れる音楽も全部よかった

とてもいい映画だった
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