いおり

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のいおりのレビュー・感想・評価

4.3
物質的な充足が得られてても満たされない気がするなんとも言えない寂しさを塞ぎ込めるためにスマホやらテレビやらで紛らしていることに気づいた
帰宅してまずはじめにすることがテレビをつける理由もわかった

自分のまわりの人がどんなやり方でこの気持ちと向き合ってるか知らないけどどうしてんのかな

ハンナアーレントが人間は1人であって2人であるといったような感じのことを何かで書いていて、その2人をうまくつなげられれば孤立ではないって書いてたの思い出した

生まれてから死ぬまで唯一ずっと一緒にいる自分の中の2人のことちゃんと知ってスタイルとして確立して生きていくこと、それを知ってもらったうえで大事にしてくれる人たちを大事にしよう的なことをこの映画から勝手に感じとった

親は強いし失敗は美しい
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