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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のchelseaのレビュー・感想・評価

3.8
急に有名になったジョンはみんなの理想であり続けようとしたけれど、自分自身でい続けられなかったんじゃないか。
と感じました。
ドラン監督作品は未見で今回初めて鑑賞しました。
前作等と比較せず、率直な感想として、これが国際映画祭で軒並み高評価を受ける監督の作品なのか?と感じました。
特にルパートと母親が抱き合うシーン。

アメリカ初作品という事で、ハリウッドのコマーシャライズで妥協せざるを得ない事もあったのではないかと邪推。

さすがのジェイコブ・トレンブレイ君は名演技でした。
同い年の子供達と打ち解けられない、感受性の強い役を見事にこなしていました。

グラミー総なめアデルの「Rolling in the deep」が1曲全て流れるという力強いオープニングにゾクゾク。
ドラン監督が、アデルの「Hello」のMVを監督していたので、繋がりに勝手に嬉しくなりました。

他のドラン作品も早く見なくては。

Filmarks試写会にて
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