もちこ

ハンガー・ゲームのもちこのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
3.0
★テーマ:3
★演技:3
★設定:3

独裁国家の中で、争いや反乱が起こらないための制度として各地区から出場者を選出し、サバイバルゲームをするというお話でした。
出場者はそれぞれ得意な戦い方があって、
主人公は弓が得意という設定なのですが、皆が皆が圧倒されるくらい強いというわけではなく、人より出来るくらいなので、特殊能力で勝ち進むよりは、心理戦、頭脳戦で戦う感じでした。
勝手な解釈かもしれないですが、主人公も周りも特殊能力をもっていない中で理不尽な国の制度に対しての反抗心や、生きるために勝ち抜く方法、窮地に陥ったときの心情描写は、ファンタジーな世界観だけどリアルには感じました。
主人公の気持ちやキャラクター設定に共感や好感を持つことは出来なかったのですが、もし、普通の女の子がこういった環境に置かれてしまったら、同じような行動をするのかなとも感じました。
4作品あるのですが、回が進むごとに主人公に課せられるものが大きくなっていくので、中々むごい設定の作品だと思いました。
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