TetsuriKameyama

メッセージのTetsuriKameyamaのレビュー・感想・評価

メッセージ(2016年製作の映画)
3.8
見るたびに新しい発見ができる映画、メッセージ性の強い映画だと思う。割と序盤から宇宙船が到来し、宇宙船の姿が分かるまで少し時間がかかるというか濁される。どうやら宇宙船には簡単に入れる(15時間おきというところには意味があるのか?)らしいのだが、言語学者が到着するやいなや、担架で運ばれる人もいた。どうやら宇宙船が何でできていて肝心の宇宙人の形もどうでもいいようだ。宇宙人が訳のわからない言葉を使い、それを解読していく過程に意味があるのだと気付かされる。最後になってやっとこの映画が意味を成す感じ。それにしても「衝撃のラスト!」とか「どんでん返し」という安い宣伝文句は似合わないというか割と自然な流れで、あくまでも社会派映画のようなものだった。
TetsuriKameyama

TetsuriKameyama