メッセージの作品情報・感想・評価

メッセージ2016年製作の映画)

Arrival

上映日:2017年05月19日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。

「メッセージ」に投稿された感想・評価

やなぎ

やなぎの感想・評価

3.6
詳しい感想を言うとネタバレになってしまいそう、、
面白かった!
そうだったのかーー!?!?!となる😳
たつこ

たつこの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

SFだけど単純なお話じゃない!
アクションもなく大音響の効果音や音楽もほとんどなかったのも良かったわー😊
思考が言語で形成されるってセリフがあって、じゃあもし世界の言語が一つだったら国同士仲良くなったりせめてもっと話し合いで解決できることあるんじゃ?と思った。

正直あまり期待しないで観たけど予想以上に良かった🍀
ジトメ

ジトメの感想・評価

4.3
映画化される過程でスピーディなストーリーに改変されているが、それが映画独自の魅力になってる。
”言語は文明の基盤だ 人々を結び 対立時には最初の武器となる”

”人は時の流れに縛られて生きてるけど 私の記憶には…”


■ あらすじ ■
言語学の大学教授であるルイーズ・バンクは、ある日講義を開始したところで世界中である臨時ニュースが流れ始めたのを目にする。全世界の12ヶ所に、謎の地球外飛行物体が突如現れたというものだった。勿論講義は中止、ルイーズは研究室に戻るが、そこにウェーバー大佐が訪れる。ルイーズが過去に言語に関する手助けとして軍隊への協力実績があったことから、今回現れた異星人とのやり取りの為の協力要請だった。
ルイーズはモンタナ州にある現地までヘリに搭乗して向かうが、そこで今回共に異星人とのコンタクトを計る物理学者のイアンと知り合う。
現地に既に設営された軍のキャンプで、ルイーズはイアンや軍関係者達と共に、異星人と対峙し研究を進めるが…


■ 感想 ■
『メッセージ』
(『Arrival』)

はい。ひと言。傑作です。間違いなく。

もはやいつもみたいな長文感想書きたくないな。書けば書くほど伝わらなそうだ。ただ傑作。それ以外の言葉が見つかりません。満点以外の点数つけられないね。久々にこんな凄い映画に出会いました。観るの遅すぎたな。

どの辺がそんなに凄かったかとかを、もう挙げられないんだよな…挙げきれないし、挙げたとしてもそれらをうまく言語化出来る自信が無い。ああ、これを書いている今も、そうか、”言語”の持つ力とはこんなに……こんなに。つまりそういうことなんだよ。(わからん)この映画間観たあとだと、こうなるわ。(わからん)

とにかくこの映画、いつもの軽い気持ちで「よ〜し今日はSFでも観るか〜」みたいな感覚で観るものではありません。いや別にその感覚で観ても大丈夫だとは思うんだけど、もし”エイリアン系”を期待しているのなら、やめた方がいいです。これ、私が思うに、もはやSFというジャンルではない。そんなものでは括れないし、括ってはならない。どちらかというとSF擬きのヒューマン映画だと思う。
下手にレビューとか見ないでまっさらな状態で観る方がいいと思います。ネタバレくらったもんならもう最悪なんで。この映画に関してはマジで。
途中でルイーズとイアンがある論文の引用で、「思考は話す言語で形成される」から「物の見方にも影響してくる」っていう話をするんだけど、これ学者同士の何気ない会話っぽく流れるんだけど、この映画が言ってる事ってまさにコレなんだよね。この世界では話す言語が幾つもあって、その”違い”があるうちは絶対に戦争や争いは無くならない。言語が共通じゃない所為で争いが起こるとも。つまり、もしこの世界で使われる言語が、全て共通するものだったら。人間のやり取りの中で、言語の壁による誤解やニュアンスの違いなどが無くなり物の見方が同じになれば、きっとこの世界にはやがて平和が訪れるのでは?というところまで考えた。そう考えると、異星人からの”メッセージ”には色々と納得がいくんだよね。ここではあまり言えないけど。(多分色んな解釈もあるし)

あとはとにかく、上手い言葉が見つからないのが悔しいんだけど、映画の作り方が上手すぎる。カメラワークとか場面展開とかは勿論、構成、音楽、もう全部。
主人公のルイーズが何度も何度も、悲しい思い出を頭に思い浮かべる場面があるんだけど、その時間って、もうほとんど”無音”なのね。回想シーンとかでありがちな、感動的な音楽とか、もう一切流れない。ただ静かに、その場面が彼女の頭の中で流れて行く。もうそれだけでね、辛すぎて悲しくて涙が出てしまった。これ見て思ったんだけど、確かに本当に悲しい思い出とかを思い浮かべる時ってさ、そんな感動的な音楽なんて流れるわけがないんだよね。ただ静かにその光景が目に浮かぶだけ。その描き方がめちゃめちゃにリアルで悲しくて、でも本当に美しかった。

そんなのもあって、この監督何者だよ、と思って調べてみたらさ、なんと私の大っっ好きな映画、『プリズナーズ』の監督さんだったんだよ……これは衝撃。そしてすぐに納得。道理で、この!!この映画全体を包む哀愁というか陰鬱というか…でもそれが根幹にあるからこその作品なんだよね、どれも。もうね、大好きそういうの。たまらん。
ラストにかけて全てが分かって収束したところから、もう涙が止まりませんでした。これはアカン。ハイ泣かせま〜す!っていう映画ではまっっったくないんだけど、分かってしまったらこれは泣くよ。辛いだけじゃなくて、なんていうかなぁ、嫌な涙ではないんだよね。つくづく表現が難しいなぁ、、

結局長文レビューを書いてしまいましたが、とにかくだ。傑作でした。ビックリした。しばらく余韻に浸りそうです…。
HARUSUI

HARUSUIの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予告や宣伝などの情報無し、ただ、評判良いんだ〜という理由だけで観ました。

静かな、そして優しい映画です。
映画の中での時間経過は早いようですが、観ている側は、学者さん達と三日月の中の2体の何か(呼称はあります)とのやりとり、もしくは、何かが描き出す文字の解読、時々フラッシュバックのように主人公の娘らしき映像が入り…と淡々と、静かに進みます。物語の進みはゆったりとしています。
異生物の出現とあれば、一般人はパニックで、さぞ国や街は混乱という映像が予想されますが、現場の対策本部だけを中心に描かれているため、ニュースの音声でちらっと街の暴徒化がー銃規制をーみたいな情報を挟んでいるだけです。
SFなのに、世界観がシーンとしていて、完全に物語に引き込まれました。
そうかと思えば、残り30分程で急展開を見せます。観る側を勘違いさせたであろう時系列の意外性。
娘のフラッシュバックが冒頭から随所で挟まれていて、あーこの主人公の学者さんは、娘を亡くす辛い経験をしたのだな〜。だから、淡々とした佇まいを見せているのか、と思いきや、三日月の何かとのコミュニケーション中、娘のフラッシュバック後に主人公が発した「あの子は誰?」で、
はー!?そういうことか!と感動。
ラストまで色々考えさせられました。もちろん、主人公が選択する今後も、深い話になっています。
強引な所もあった気はしますがそれでも良い映画だと思いました。
sako

sakoの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

外国語を専門的に勉強する者の端くれとして、この映画は興味深くもあり、突っ込みたくなるところも多々あった。
以下、完璧に個人の感想です。

作中にあった、「人間は言語に沿った思考しかできない(うろ覚え)」というのは、私自身外国語を勉強するなかで日々痛感していたことなので、ちょっとぐっときた。
が、それで言語を解読したら、(あるいはその言語によって展開される思考回路を理解したら)、時の概念の捉え方までも変わってしまうというのは、まあ理にかなってなくもないきもするけど、それまでの割と現実的なストーリーからかなり飛んだな、という印象が強かった。

あと、ものすごく野暮な突っ込みなのは重々承知の上だが、ひとりの学者がその人生を1言語かそこらに費やしているのを日頃見ているので、全く未知の言語を数ヶ月で会話が成り立つ程度まで習得するのは果たして可能なのか…と思ってしまった。ファンタジーとして考えればいいのはわかるけど、雰囲気や設定がわりと現実味重視な感じだったのでもう少し気にして欲しかった気もする。

逆にリアルでおもしろいな、と思ったのはやたら中国とロシアを好戦的に描いていたところ笑
まあ逆に他にそういう扱いしていい国が思いつかったか、もはやそれが無難な選択なのかもしれないけど、ちょっと笑ってしまった。
dpb

dpbの感想・評価

3.7
地球外生命体と理解し合うなんて。
人と人ですら難しいのに。
まさしくそんなあなたに送るメッセージ。
この映画は作品内で幾度も円環のモチーフを反復していて
例えば死から始まり誕生で終わる物語構造だったり
あるいはヘプタポッドが描画する文字の形であったり
主人公がどうやって終盤の窮地を打開するのかであったり
そのいくつもの円環の集合で大きなテーマが描き出されてくる

より高次の存在が人間を次のステージへと引き上げる話っていうのは結構よくあって
こすられたテーマと言えばそうなんだけど
たとえこの先にどんな結末が待っているかがわかったとしても
それでも愛ゆえに運命の輪をなぞる決断をする
この選択が非常に人間的で美しいと思いました
この瞬間、運命に従うことが運命に立ち向かうことと同義っていうねじれが起こる
こういう価値観の転倒が起こるところがSFの醍醐味だよね
テッド・チャンの素晴らしい原作小説をこれ以上なく完璧に映像化した傑作
おきな

おきなの感想・評価

4.1
面白かった。宇宙船現代アートみたいだった。内面の追及が繋がっていく感じ面白い。
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