やっぱりカルカン

リメンバー・ミーのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
4.1
2回目の視聴。前回の視聴は金曜ロードSHOW! 2020年2月21日(金)地上波初放送の時。
私がfilmarksを始めたのは見た映画の内容をすぐ忘れてしまうから。なのに今日のリメンバー・ミーは、ストーリー全部覚えてた。それだけでもすごいのにとにかく最初から泣けて泣けて仕方がない。序盤から涙が止まらない…(前回も号泣した)

うちの家は子供の自由がない家で、何もかもダメと言われて育った。母親とは離婚で生き別れ。家族や親戚同士のつながりも薄くて仲も悪く、今はもうみんな死んでいなくなってしまった。
そんな家でも、家族でも、忘れたらいけないんだよ。父のその父と母…そのまた父と母…ずっと続いているんだよって言われてるみたいで胸がじーんとする映画。

最初、会社にリメンバー・ミー好きな人がいてグッズをいくつか持っていたんだけどガイコツが怖くて、可愛くないなー…ガイコツが主人公の映画ってどんな映画やねんとか思ってました。でも実際に見てみるとそんな事どうでもいいぐらい物語に引き込まれますし一回見たらすっかり大好きになってしまった。
この映画、大人になればなるほど刺さるんじゃないでしょうか。人生や生と死、家族の絆、死者を思うことなど作品のテーマは重いはずなのに、それを全部分かりやすく優しく視聴者に説いてくれるような本当にあたたかい映画。

こんなに泣いたのに多分次見た時はまた絶対泣くと思うし、これから私が年取って老人になってもリメンバー・ミーを見て泣いてるお年寄りになっていたいと思う。