たけしゃん

Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密のたけしゃんのレビュー・感想・評価

4.5
ビーガンの話題から鑑賞。
50歳を過ぎお肉に対しての欲望が薄れてきたということもあり
考え方として現在の私の心境で肉食を控えるのは受け入れられる。
しかし子供の頃から40代まであんなにお肉を食べてきたのに
自分は我慢できても次世代に強いることは難しい。
それでも温暖化を止めるためには再生可能エネルギーを推進するより
はるかに効果的であるし、食料問題、環境問題も解決する一番の近道であろう。
本作は2014年制作で現在のビーガンのムーブメントよりも前で
サスティナブルな観点から言及されている。畜産業批判の活動家の殺害や
映画制作会社からの圧力に恐怖しながらの取材はすごいし、
否定派のコメントする人々の眼差しのなんと真剣なことか。
ムーブメントにのって発言することは容易だが勢力に屈せず道を切り開く姿に感動。
「7日のうち1日肉食をやめるだけではダメだ。」
「4ドルのハンバーガーを食べると7ドル分誰かが負担を強いられる」
「Do what you can do as well as you can do it(あなたができることと同じようにあなたができることをしなさい)」
大きなことはできないが意識を変えていくことは誰でもできる。