ブルータスか

キングコング:髑髏島の巨神のブルータスかのレビュー・感想・評価

4.0
キングコングは女性に優しいね!





まず、ごめんなさい。
舐めて観ました。
なかなかのスケールの作品だこと、
なかなか良いシリーズだと思います。
というか、モンスターバースって知らんかった。これ二作目やん。



ストーリー的には物申したいところだけど、鋭い構図に迫力あるシーン、音響、豪華なキャストとクセのあるキャラクターたち、そしてバンバン出てくるトンデモモンスターたち。なかなか良いではないか!映画館で観たかった。前作のGODZILLAもちゃんと観よー。
巨大モンスター系って、人間活躍しなすぎてキャストもったいないことあるけど、ちゃんと関わってたからそこも良いなあって思う。スカル・クローラー怖い。
未知の島行こうぜってとこからメンバー集めを自己紹介式に進めていくんだけど、もう少し背景写してよかったんじゃないかな?(地上波放送で観たのでカットしてある部分あったんかも)
本当にキャスト豪華だよねー
もうね、アベンジャーズだよね?
気づくの遅れてごめんね、ロキ。
声優もイケメンボイスやと思ったらGACKTさんでした。流石です。
ヒロイン的ポジションのブリー・ラーソンがなかなか良いもの持ってましたね。
後半タンクトップになるのはもう製作的悪意です。観客も同罪です。
キングコングが色んな武器使うところ面白い。ホームランバットに鎖。
でも、竹林の蜘蛛が一番怖かった。
手榴弾の彼、めっちゃかわいそう!!






キャラクターたちの存在感に違和感覚えました。
○大佐のサミュエル・L・ジャクソン
キングコングと対立するミニ・コングみたいなポジションです。
二人が向かい合うシーンは、主人公と宿敵と言っても過言ではないドラマ背景と迫力があったのに、物語的にはそこはメインテーマとはずれてましたよね。ちょっと邪魔なサブラインに感じました。でも、その原因は、ブリー・ラーソンとトム・ヒドルストンにある。
○コングヒロインのブリー・ラーソン
この物語でのヒロインとして、彼女演じるメイソン・ウィーバーはちょっと強すぎじゃありませんか?
もちろん、人間とキングコングを繋げる超重要キーマンとしてはバッチリなんですけど。個人的には、早めに弱い所見せて、主人公に守られて、後半の勇ましさはコンラッドに譲ってもよかったと思う。
○分かりにくい主人公トム・ヒドルストン
途中まで、彼が主人公だと分かりませんでした。序盤の存在感の無さ。みんなからあんまり名前呼ばれないから覚えられんかったよ。完全にサミュエルが主人公役かと思ってました。
大佐とコングの因縁を描くのはいいけど、ちゃんとスッキリさせてほしい。あっけなくコングに潰されて終わったじゃん。もったいなさ過ぎる。

主人公コンラッドのストーリーを動かす動機が一貫してたらもっと良かったと思う。





最後に持ってくる伏線の感じがまたアベンジャーズ。


こんなに感想書くつもり無かったのに。笑
好きってことですかね