溺れるナイフのkomariiiのレビュー・感想・評価

コウちゃんと夏芽。過激だけど、リアル感がすごくあった。

それで、愛おしいなあと思うあの頃と映画の世界は何度もリンクした。

懐かしさと後悔と二度と戻れない一回性を体全体が痺れるくらいに感じた。

最後のシーン。
自然に涙がでてきたのは、1人だけにすがりたいとか、でももっと遠くに行って、夢を追いかけたいとか色々な思いが交錯する中で、今一緒に笑っているということのかけがえのなさに気づくから。
そこに居てくれるという存在がどれほど人を強くするのだろう。