ちぃ

溺れるナイフのちぃのレビュー・感想・評価

溺れるナイフ(2016年製作の映画)
2.9
この映画を観て「泡沫」という言葉がぴったりだと思った。
泡沫には泡という意味だけでなく、儚くも消えやすいものの例えとされている。海の中の菅田将暉と小松菜奈を見た時に、2人はは泡沫そのものであった。

太陽の光が溶け込む水面。
風に舞う花びら。
螺旋を描く泡沫。
ペディキュアは、
深い海の色を落とした青色に
椿の花弁が一面に広がる赤色。

所々の映像が凄く良かった。

でも、原作を読んでる人でないと理解できないと思う。見る側の想像力で補えない。無理があると思う。
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