May

ロシアン・スナイパーのMayのネタバレレビュー・内容・結末

ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題ミス。そのまま和訳して「セヴァストーポリの戦い」のほうが良かった。
ルーズベルト大統領夫人の目から見たリュドミーラ・パヴリチェンコ。第二次大戦中のソ連のほうが今の日本より女性の立場が尊重されているように見える。戦争という男性ありきの状況の中で女性も対等に役割を与えられて全うしている主人公やその親友の姿は美しいと感じた。
スヴェトラーナ・アレクシェーヴィッチの「戦争は女の顔をしていない」にソ連軍の女性スナイパーのことが書いてあるのでまた読み返したくなった。
私みたいなロシア語勉強中の人間にはリスニングにも役立つ映画だった。主演のユリヤ・ペレシルドのロシア語がとても聞き取りやすい。
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