ハネケやっぱ画が綺麗。
「愛、アムール」「白いリボン」と近年の作品が好きで信者なところあったのですが、
これはもはや一周まわって２０１８年版「セブンスコンチネント」でしたよ。
ソフト中のソフトストーリーで、場面を理解しようと目で追いかけることをあきらめそうになる(=寝そうになる)。
でもなー、それこそ20年前とかなら
このテーマに「ハネケすごいわー」て心震えてたかもしれんけど、
人間とかSNSの虚無感をテーマにされると、現代はそういう作品さんざん生まれてる気がするし、この作品だからこそ、な新たなショックはなく。
でもハネケは結局どの作品でもこういう人の不安定さを描きたい人なんだな〜てなんか納得した。
なんか「愛、アムールの続編」みたいなこと書かれてるとこあったけど、私は全然そんな気しなかった。設定かぶってるとこあるというだけで。どっちかというとパラレルワールドて感じ。
「あの作品から、愛情あるキャラを抜くとこうなる。」みたいな。
もうちょっとだけでいいから救いのスパイスほしかったな〜個人的好みですが。
