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ひつじ村の兄弟のsのレビュー・感想・評価

ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)
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日本でも狂牛病で“殺処分”という痛ましい問題があった。人間の経済的被害より動物たちの扱いや運命を思うと自分は肉を食べる必要はないなと。この問題がこんな凍てつく寒さの寂寥たる大地で起きると悲惨な事この上ない。そんな地でぽつんと暮らす人間を癒してくれるのも動物たち。

原題はRamsだがこれは兄弟の物語で希望の見える終わり方ではあるが、彼らが人生をかけて大切にしてきた羊たちや犬がどうなったか気になり、カラッと明るい気持ちになれず。とはいえ、心に残る一本。
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