そう遠くはない未来の話。
産まれてくる子供は遺伝子操作により優秀な人間へ、それに反して自然分娩で産まれる子供は何らかの欠陥がある不適合者と差別されていた。
SF、サスペンス、ヒューマンドラマ。
脚本に無駄が無く入り込みやすい。
全体的にグレーがかった落ち着いた色彩で、音楽も哀愁を帯びてて物悲しい雰囲気。
ドンパチしなくてもしっかりSFで、こういう未来感もなかなか良い。
衣装もクラシカルでユマ・サーマンの美しいこと！
そしてジュード・ロウの存在感が際立っていた。
夢を叶える為、主人公の諦めない気持ち、劣等感からの不屈の精神はなかなかすごい。
私も残りの人生もう少し足掻いてみようかしらなどと思ったりした。
