ゆーり

ガタカのゆーりのレビュー・感想・評価

ガタカ(1997年製作の映画)
4.0
昔観たはずなんだけど、再鑑!

20年前の映画とは思えない、内容。

むしろ、昔より、今の方が、元々備えてる優劣の性質を意識するようになった気がする。

競争社会で、どうしても敵わない、ポテンシャルを痛感した自分。

映画の言わんとしていることがとてもわかる。

ストーリーは、そんな人には慰めというか、勇気付けられるもの。

遺伝子操作という、難しい単位で考えないまでも、
例えば、『やれば出来る子』が、割となんでも出来るけど、特段秀でているわけではない、とか。
やっぱりそこの穴埋めは、努力の積み重ねだったりするわけで。
一方でやっぱり、努力なしでは出来ない子がいるわけで。
兄弟だったら、二男の方が要領良かったり……。

ジュードロウの存在が、本当にカッコよくて、最後までカッコよくて泣けた。

最近の映画だと、なんとなく、『桐島、部活やめるってよ』に通ずるものを感じる。
割と現代風な内容の映画。

ただ、勝手に限界を決めつけて、諦めたら


そこで試合終了ですよ


ってわけですね?
ゆーり

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