アズミ・ハルコは行方不明のうえまつのレビュー・感想・評価

地方と都市の格差は、原作の山内マリコさんのアイデンティティの一部だ。
本作も、ポップにその問題を取り上げる。

はっきりとした「答え」を求めて観ると、ひたすらモヤモヤが残ってがっかりしそう。
あとは、山内マリコさんの原作とはまた少し違う世界観らしいのでその辺も含めて、評価が低い原因なのかな。

ハードル下げてたせいもあるのかもしれないけれど、個人的には結構刺さる作品だった。「答え」のないモヤモヤはあるけど、「全てが繋がる」スッキリ感は鮮明。

観終わってすぐに原作の小説をポチってしまった。

• #uemt_21