下衆の愛のまいのレビュー・感想・評価

「映画はシャブよりはまる」


映画を愛し底なしの深みに耽溺してしまった人々。

新人女優にすぐに手を出す映画監督、ハメ撮りで生計を立てる助監督、枕営業にチャンスを賭ける女優、セクハラ・パワハラするプロデューサー。
いわゆる“下衆”な映画人たちの姿が描かれてます。

でもみんな映画に振り回され、映画を愛している。
一見華やかそうな生活が実際は平凡という描き方はよかったです。