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グランドマザーのfootmanのレビュー・感想・評価

グランドマザー(2009年製作の映画)
3.5
東京国際映画祭にて鑑賞


1人映画するときは絶対にしない「ポップコーン食べながら鑑賞」。朝も昼も抜きだった僕はたまらずポップコーンを注文!
しかしこの選択は間違っていた、、

映画が始まるとのっけから異様な雰囲気。
特にカメラワークが独特で「映画酔い」とはまさにこのこと!あと席が前から2列目っていうのもなかなかでしたね、、(笑)

物語は孫を殺された婆さんと、殺した側の孫を持つ婆さんを中心に描かれていく。
孫の葬儀代を工面する一方、保釈金の準備に手間取る婆さんたち。終いには裁判にまで発展する。
貧困層の生き様がリアルに描かれる。

というなかなかシリアスな内容。
そのせいか映画自体も物静かで映像も暗い。
そんな中でポップコーンを頬張る。
ただでさえ静かな映画で食べるのに気遣ってるのに、無音になるシーンが多くてその度に口の中でポップコーンをフリーズさせとかなきゃいけないという苦行、さらに映画酔いのダブルパンチでポップコーンを購入したことを激しく後悔

もう買わない、絶対(映画自体は○)
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