グランドマザーの作品情報・感想・評価

「グランドマザー」に投稿された感想・評価

まるでドキュメンタリーを観ているのかと思えるくらい役者達の演技が素晴らしかった。
このような事が一部の地域で本当に起こっているのか…

東京国際映画祭にて鑑賞。
footman

footmanの感想・評価

3.5
東京国際映画祭にて鑑賞


1人映画するときは絶対にしない「ポップコーン食べながら鑑賞」。朝も昼も抜きだった僕はたまらずポップコーンを注文!
しかしこの選択は間違っていた、、

映画が始まるとのっけから異様な雰囲気。
特にカメラワークが独特で「映画酔い」とはまさにこのこと!あと席が前から2列目っていうのもなかなかでしたね、、(笑)

物語は孫を殺された婆さんと、殺した側の孫を持つ婆さんを中心に描かれていく。
孫の葬儀代を工面する一方、保釈金の準備に手間取る婆さんたち。終いには裁判にまで発展する。
貧困層の生き様がリアルに描かれる。

というなかなかシリアスな内容。
そのせいか映画自体も物静かで映像も暗い。
そんな中でポップコーンを頬張る。
ただでさえ静かな映画で食べるのに気遣ってるのに、無音になるシーンが多くてその度に口の中でポップコーンをフリーズさせとかなきゃいけないという苦行、さらに映画酔いのダブルパンチでポップコーンを購入したことを激しく後悔

もう買わない、絶対(映画自体は○)
ア

アの感想・評価

4.6
今年のTIFFイチかも、素晴らしい。『キナタイ』からファンだったメンドーサ監督特集。
孫を殺されて葬式をしてあげたい婆ちゃんと、誤って人を殺めてしまった孫を早期釈放させたい婆ちゃん。例のごとくどちらの婆ちゃんもそんなことに費やせるお金がない。お金を巡ってどうしようかな…と絡み合う2人の婆ちゃんたち。Q&Aでも質問してしまったくらい素晴らしいと思ったのが、カメラの存在感のなさ。フィリピン人て、珍しいもの(なんならショートヘアでマニラに住んでた日本人の私でさえも)に対してこれでもかッ!!てくらいジロジロ見るんですよ。笑 ドキュメンタリーか?と疑うほどのリアリティ溢れる内容・現地撮影なのに、好奇心旺盛の子どもですら撮影クルーを一瞥ともしない。これがすごいのです。どうやら、現地盛り上げのプロジェクトとして現地の人たちに挨拶に行って、撮影前から監督含むクルーはすべて現地で共に生活していたそう。こうすることでいわゆるstranger感のない、カメラの存在感のない撮影ができたらしい。これがまた「メンドーサマジック」というか、頭が上がらない。どんどんメンドーサの作品観たいなあ…となる。
フィリピンの現状をまさに見ているような映画で、それでいてドキュメンタリーとは違う映画的面白さがあり、、「観られて良かった」至極の一本です。
2015/10/28
東京国際映画祭
TOHOシネマズ六本木ヒルズ
33

33の感想・評価

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セパ婆さんとプリン婆さんの双方からの視点と状況が描かれてたので、どちらかが悪いという形ではなく、フィリピンの現状をリアリティ感豊かに描かれていたと思う。二人の演技も良かったし、なんでそこを撮ってるんだろと思ったら、次のシーンの布石だったり、撮影方法も良かった。
貧しいことで、人権を放棄せざるを得ない。同情でもなく、非現実的に感じるでもなく、なんとも言えない気持ちになった。 #33_cinema