風来のリヨナ

ゾンビ屋れい子の風来のリヨナのレビュー・感想・評価

ゾンビ屋れい子(2004年製作の映画)
1.2
ナニニクビツッコンデルノー?

死者を一時蘇生させ、語らせることが出来る少女れい子…教会の裏仕事を報酬付きで引き受けている彼女に今回舞い込んだのは、魂を奪い身体を奴隷にする ”魔術の粉” を謎の女より取り返して欲しい…という依頼。

早速、根城らしき屋敷の調査に向かうが、そこに例の女と手下のゾンビ共が戻ってきてしまい…みたいな。



ゾンビ物なのかな〜?と、好奇心で拾ったワンコイン邦画。デス邦画。あの日の自分を誰か止めてあげてくれ。

これが…もう…凄いです…悪夢…悪夢かも…
大根!大根!見渡す限りの大根畑!全編棒読み!おしまい演技!説明不足全開脚本!ゾンビとは名ばかりの、レベル1のジョーカー白塗りたち!それだけのことを言うためにしては長過ぎる会話群!ヤバ過ぎる滑舌!もたもたもたアクション!ほんっっっとうにカスのような音楽!

稀にそんなわけ無いくらい全てが高水準に終わっている映画がありますが、この子はそういうタイプ。どこに出しても恥ずかしい奴。血糊の一滴も無いケチさに、マジモンのお遊戯会乱闘。苦い笑いが絶えない素敵な映画だと思います!原作は未読ですが、ここに愛は絶対にありません。

なお、本作は驚愕のvol.1。2が100円で売ってるし、3まで確認できます。い…嫌だ…嫌だ…行きたくない…

神父「私は未熟でね…右頬を打たれたら左頬を差し出すなんてまだ出来ない。続けるか?」←これはかっこ良すぎ

個人的に気に入ったのは、ゼンハイソゲッテ…アキスジャン!、我はお前の主フラッシュ、下手過ぎ刺され演技です。
風来のリヨナ

風来のリヨナ