トノモトショウ

マジカル・ガールのトノモトショウのレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
3.0
悲劇の始まりとなるのが日本の魔法少女アニメで、ラストでそれが皮肉的に帰結するまで、ひたすら鬱展開を見せていく。物語にパワーがあるのだから、もうちょっとシンプルな作劇で押し切っても良かったと思うが、その余白を想像させることも観客に課しているのだとしたら、とことん性格の悪い監督だ。