2016年公開
監督 ： 大根仁
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粗暴で下品な中年パパラッチと、出版社新人の凸凹コンビが、スクープ写真を狙ってドタバタするお話し。
人は結構、やりがいを柔軟に設定できるっていう物語。最初は自分の仕事にプライドも愛着も持てずに文句ばっか言ってた新人が、気づいたら達成感を感じるように変わっていくそのさまは、いいか悪いかは置いといて、「必死にやってると、必死であること自体が気持ちよさになる」っていう、ある意味危ない話でもあるなあと思ったわけです。何に生きる美学を見出すかは人それぞれだからこそ、自分でそれを見つけるしかないなと。
とはいえ、まあゲスな話でございましたし、個人的にはこの仕事は世の中にいらんよなあと変わらず思ったけど。後半の急展開は、会ってよかったと思うけど、不時着っていうオチな気はします。いやいや無理があるやろと。
