GODZILLASAURUS

ジョン・ウィック:チャプター2のGODZILLASAURUSのレビュー・感想・評価

3.5
「鉛筆殺しを観れるだけで価値ありだけど」

前作ほどのサクサク感というか、スピード感が全編を通して劣っていた。
特に序盤のイタリアは退屈だった。
さらにジョンを奮い立たせる要因が、前作は愛犬を殺されるというわかりやすいものだったのが、今作は誓印というなじみが薄いもので、いまいちピンとこない。
もともとシンプルなストーリーなだけに、2時間の尺は長いし、続編展開もここで終わらせたほうがいいと思わせるくらい変わりばえしない感じ。

ただ、前作同様にガンアクションは最高にカッコいい!
殺し屋ということで、とにかく弾はきっちりと頭をとらえ、トドメもしっかりさせる演出は個人的に好き。
人混みの中、サイレンサー付き銃で2人で打ち合うシーンとか観ていてワクワク!周り気づかんの?ってツッコミ入れながら笑ってしまったw

そしてそしてなにより、冒頭で出てきた鉛筆で2人殺したというジョン・ウィック伝説が作中で観れただけで満足ですわ!w 正直、これがなければ星も下がってたくらい、個人的には前振りと合わせてツボだった。星3.5
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