実際に起きた航空機事故の映画化作品。
全エンジン停止によりハドソン川に緊急着水、乗客全員を救いヒーローと賞賛されるものの、国家運輸安全委員会から緊急着水の判断は正しかったのか、いたずらに乗客の命を危険にさらしたのではないかと追求されていく機長の姿を描く。
国家運輸安全委員会からの追求で苦悩する機長と、事故時が交互に展開され全く飽きさせないストーリー展開でとても楽しめた。
また、事故時の再現シーンは、派手さはないもののリアリティ、緊迫感ともすごい。
ラストは、爽やかな感動。
イーストウッド監督作品に外れなし。