「アメリカンスナイパー」が人の死でおかしくなる話に対し、誰一人犠牲者の出なかった実話。
イーストウッド監督作品の中では最も描くものとしてダークじゃない作品のトムハンクス映画ではないのでしょうか?
一幕目と二幕目がとにかく機長の今とハドソン川着水までの回想のフラッシュバック。
正直ここは退屈なんじゃ…とさえ思った(これまでのイーストウッド監督作品と対して観て)
三幕目の公聴会、コンピューターで飛行機事故をシミュレートとテストで何人ものパイロットが模擬リプレイする。
ここのパートにこの映画の全てを持ってきたと言っても過言ではない。
思い出しただけでも機長と副機長のチームプレーを思い出す。
「人為的要因」ってやつです!
普通にいい映画ではありますが、その時の判断、チームプレーはパイロットに限らず何かしら共通するものと訴えてました。
エンディングの実在する乗員155人の絵もアメリカンスナイパーとは対照的でした。