あの岩井俊二監督の、初めて観る映画。
あまりにも簡単に手に入れてしまった彼氏、と結婚してしまった。あっさり。仕事も本当は解雇されたのに寿退社にしてしまった。まあいいかこれくらい。
なんとなく周りに流され、やがて自分がどこに行ったらいいのかわからなくなる主人公ななみ。あるバイトの出会いをきっかけに、幸せにな、、、
"リップヴァンウィンクル"の花嫁の時のウエディングドレスが、本当に美しかった。
中盤からの展開が、なんだか夢を見ているようだった。ふわふわしてて、でもとっても幸せな気持ちで、醒めたくない夢みたいな。
ストーリーは面白かったけど、ちょっと終わり方が普通かも、なんて思った。一気に現実感だった。綾野剛の掴めない、何が本当か嘘かわからないキャラ、なんか不気味だったなあ、現実にいそう。