リップヴァンウィンクルの花嫁の作品情報・感想・評価・動画配信

リップヴァンウィンクルの花嫁2016年製作の映画)

上映日:2016年03月26日

製作国:

上映時間:180分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「リップヴァンウィンクルの花嫁」に投稿された感想・評価

yoyo

yoyoの感想・評価

3.1
優柔不断で人に流されてながら生きていて、不幸そうなのに不思議と暗い感じも重くも感じない。
すごく優しそうなのにすごく嘘くさくて冷たい感じ。
なんだかずーっとポジティブでネガティブで、優しいけど冷たい。
気持ち悪いけど居心地悪くはない世界観の映画だった。
自己満足点 75点

岩井俊二が黒木華を主演に迎えて製作された3時間の大作!

リップ・ヴァン・ウィンクルの物語は、主人公が山中で出会った一団に酒を飲まされ、目を覚まして山を降りると何年もの年月が経っていたというストーリーだそうです。
タイトルの意味を調べて初めて知ったのですが、いわゆるアメリカ版「浦島太郎」といった感じですかね?

黒木華演じる主人公が最初リップ・ヴァン・ウィンクルのようになってしまうのかと思っていたのですが、映画見終わってよくよく考えてみるとリップ・ヴァン・ウィンクルだったのは真白なんじゃないか?そう思い始めました。
親との関係や自分の職業における苦悩等、様々な理由が重なり、世間から隔離されたようなあの建物に住み着いたのではないかと。
ただ、あくまで自分の考察です。


この映画、1時間ごとに物語がだいぶ変わるのであらすじを説明すると一口では難しいです。
強いて言うなら、黒木華演じる皆川七海が綾野剛演じる奇妙な人物と出会うことで変わったアルバイトを行っていく話。

よく前半が退屈という声を聞きますが、個人的に前半のストーリーは面白いです。
黒木華演じる七海が婚約者や綾野剛との関わりに触れていく度に不運が起こっていく様は人によっては胸糞に思えますが、自分はこの流されやすい黒木華にイライラしてしまうため、転落していく様を観るのは「これからどうなるんだろう?」とワクワクして観てました(笑)

こう書いてると、自分は結構ひねくれてるかもしれません(^_^;)

後半は綾野剛に雇われて変わったバイトを始め、その過程からCocco演じる真白と出会う話ですが、正直前半と後半はストーリーがだいぶ違います。
それについては後述しますが、後半のストーリーもかなり好きです。

後半は真白と七海の交流がメインになりますが、特に終盤の真白の台詞は非常に考えさせられました。
ネタバレになるので書けませんが、
「優しさは時に人を傷付ける」という事を体現していて、改めて「幸せとは何だろう?」と考えさせられました。


演技についても触れます。
主要人物3人とも素晴らしいです!
黒木華は優柔不断で流されやすい主人公でこちらまでイライラするほど上手いし、安室を演じた綾野剛もいかにも胡散臭そうな人物像を体現していました。
一番驚かされたのはCoccoさんですね。
歌手としての姿しか今まで観たことが無かったので、役にはまるとこんなに素晴らしい演技が出来るのかと驚かされました!


さてここまで絶賛してきましたが、何故3.8というスコアなのか。
ストーリー構成の歪さにあります。

これは岩井俊二自身の作品あるあるではあるのですが、「スワロウテイル」でもストーリーが前半と後半で別々の展開を歩む構成になっています。
スワロウテイルの時はその違うストーリーを上手く着地点に到達出来てはいたと思うのですが、本作は個々のエピソードが素晴らしい代わりに個々の組み合わせが上手く出来てなかったように感じます。
個々のエピソードは一応繋がってはいるのですが、ラストで綾野剛の目的や行動を明かしたりすることで繋がりが自然になるのではないかとも思います。
それが無いので、映画終わった後でも「あれ、そもそもどういった物語だったっけ?」となって混乱してしまいます。


とは言え、この3時間という上映時間としては比較的退屈に感じない作品でした。
oni

oniの感想・評価

3.0
理解が追いつかないゆえの怖さなのかなんなのか。りりィさんは必見。
にゃす

にゃすの感想・評価

3.3
 主演の黒木華さんの、周りに流されるがまま自分の意見を通せない気の弱い役がとてもハマっていた。
 綾野剛くんの、口のうまい詐欺師みたいな役も彼にハマっていた。綾野剛くんはどんな役でもこなせると思う。すごい俳優だ。


 しかし話自体はそこまでおもしろくはなかったかな。雰囲気を楽しむ映画❓
モリ

モリの感想・評価

-
安室の違和感と安心感がリアルで、主人公の不安定な心に土足で踏み込み映画全体のペースを崩すのが良かったです。
inoge

inogeの感想・評価

3.0
皆んな苦労して生活している、過去は忘れて先を見ながら頑張ろうそんな感じの映画。
謎な部分もたくさんですが、黒木華とCoccoの2人の世界は綺麗でした。
さ

さの感想・評価

3.5
映像はきれいやしずっと明るい感じやのにずっと重くて暗い感じがしてそれがなかなかしんどかった、、、安室さん怖い。
主人公短期間で色々ありすぎてるのに明るい感じで終われるのすご、、こわ、、、
主人公がクラムボン名義でSNSをやってた時のランバラルはどんな人やったんやろう 安室さんもしきりに「ランバラルの友だちなので」 を言ってたのが気になる
そして息子を大事大事、いい子いい子してる母親 まじで怖い 自分が結婚して子供産んでも自分の監視下に置くような、縛り付けるようなことは絶対絶対絶対したくないなと思いました。。。
Coccoさんが歌い出した瞬間、映像の色が変わった。
苦しいけれど救われるような浅瀬にいる感覚。
どうしよう、よりも あ、良かった…という気持ちになる不思議
先の展開が読めず、楽しめた。
黒木華はどんな役でも黒木華で、綾野剛は役ごとに全く違う人物。
良いホラー映画な気がした。ホラーというか嘘と本当が絶妙な感じで同時に存在して話がトントン拍子で進んでいくのは現実にありそうなので、ありそう感がホラーだった。綾野剛の狂人ぷりがすごい、良い。いそう。綾野剛の泣く演技と本当に悲しんでいる母親と泣きながら爆笑する黒木華が怖い。この人どこに生きてるんだ感。森田童子×黒木華よし。
>|