「ありがとうございましたっ!」
アムロの車に向かって、
大きく手を振る彼女の姿は、
最初のあの子とは全くの別人だった。
アムロは、最後まで胡散臭いヤツだったなー。
母親の前でのあれも、
本当は演技なんじゃないかって思わせる。
SNSで簡単にいろんな人と知り合えちゃう現代。
そこから簡単に彼氏ができちゃうのも、
そうやって、意味がわからない職業があるのも、
ネットでしか言いたいことを言えないのも、
みんな事実。
岩井俊二の作品は、現代の闇をかかえてる。
引き込まれる感と
3時間でも飽きない撮り方は
さすが岩井俊二ワールド。