いまいい

劔岳 点の記のいまいいのレビュー・感想・評価

劔岳 点の記(2008年製作の映画)
4.5
まさに日本史に残すべき業績を称えた映画であり、邦画の真髄だった。ノンフィクションではないが、今日的意義を考えると日本アルプスにいくつもの三角点を設置したことは非常に大きい。

とにかく、登山をやっている人、測量の知識がある人ならこの偉大さが分かると思う。面白い。とか、ドキドキした。とかそういう臨場感を求める映画ではない。常に張り詰める緊張感が、まさに登山をしている時のような緊張感で、リアルに伝わってくる。

ぜひ一度映画の鑑賞前に冬山の厳しさや測量の歴史を目に入れてから見て欲しい。
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