映画の味方あっつマン

ジュラシック・ワールド 炎の王国の映画の味方あっつマンのレビュー・感想・評価

3.8
テーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有したイスラ・ヌブラル島に、火山の大噴火の兆候が表れる。そんな中、恐竜行動学のエキスパートのオーウェンはテーマパークの運営責任者だったクレアとともに、恐竜たちを救うべく行動を開始するが、その矢先に島の火山で大噴火が発生する——。

家庭の事情でなかなか足を運べず、久しぶりの映画館。張り切って「ジュラシックワールド 炎の王国」→「ハンソロ」→「カメラを止めるな」3連続鑑賞。本作は1本目だった。

「ジュラシック・パーク」シリーズを劇場で観て、島に到着して着陸するまでの空撮映像とあのテーマ曲を聴くと、いつでも第1作を観た時の興奮が蘇ってくる。

本作では、過去作のオマージュが所々に散りばめられており、旧来からのファンに嬉しい演出だ。特に、第1作のハモンドの有名なセリフ「ようこそ、ジュラシック・パークへ」があの様な真逆の形でオマージュされるとは…。胸が熱くなった。

「ジュラシック・パーク」からはじまるシリーズは、人のエゴを常に描き続けてきた。本作では一歩進んで、クローン生物の命の重さにまで言及されているのも見所だ。

個人的にはシリーズ中で、パーク1、ワールド1に続く、3番目に好きな作品になった。

エンドロールの後に一瞬だけ映像が流れるので、これから観る方は、注意!

余談だが、第3作に出てきたスピノサウルスは、やはり黒歴史扱いなのだろうか…。