タルトタタン

ミュージアムのタルトタタンのレビュー・感想・評価

ミュージアム(2016年製作の映画)
4.6
今年1番映画をみてエネルギーを消費したと思う。息が浅くなり、ぐっとくる場面もあり涙目になりつつ瞬きを忘れてずっとどこかに力が入り何度も安堵や恐怖のため息をついた。ジェットコースターにのってるようってこうゆう映画のことをいうんだなと。
途中みているだけで叫びたくなるほど頭がおかしくなりそうだった。それほどのめりこめた。
妻夫木聡も小栗旬もこんな姿みたことない、新境地。特に妻夫木くんは妻夫木聡だと分かっていても声の出し方や顔つきが違いすぎて爽やかイケメンな妻夫木聡は微塵もいなかった。
裁判員制度やパパラッチ、家族などいろんな問題があって上手くふせんをはりつつ、綺麗にほぼ回収したのとスピード感はさすが大友監督。
舞台挨拶で監督が仰っていた、震災後に出てきた私達の予期できない顔のみえない何かが襲ってくるかもしれない恐怖を感じることがよくあって。
シンゴジラが妙に怖かったのも今作も同じような怖さもある。