原作既読で鑑賞。
惜しい作品だと感じました。
前半の展開の仕方、スピーディさは良かったのですが、後半結構間延びしてしまっていて残念でした。ラストがちょっと長い。
原作とは所々変わっていましたが、改悪という感じではなかったので良かったです。ラストが原作には無いシーンだったのですが、結構気味悪い感じで楽しめました。
R指定がない割にはグロシーンも頑張っていて良かったです。日本映画では珍しく、ちゃんと見せてくれていてそこは拍手です。
あと、小栗旬の鬼気迫る演技も良かったです。
ただ残念だったのが、漫画でゾワゾワしたシーンが今回映画では、演出が微妙で全くゾワゾワしませんでした。間の取り方、台詞を発するタイミングがイマイチでした。あと後輩刑事の例のシーン、漫画だと上手く突っ込まれないように描いているのに、映画だとなんで犯人取り押さえないの？という演出になっていて本当に残念。
頑張っているんだけど、もう一歩という感じの映画でした。だからこそ惜しかった。
