ミュージアムのRiiisaのレビュー・感想・評価

久しぶりに映画を見てハラハラドキドキした。猟奇殺人の死体がどれもグロかったってのもあるけど、話の内容が緻密で本当にパズルのピースが埋まっていくみたいに事件の全貌が明らかになっていって面白かった。

最後のシーンの小栗旬・尾野真知子・妻夫木聡の迫真の演技と息遣いは物凄い緊迫感を与えていた。身体の傷は癒えても心の傷は中々癒えない。多分一生頭の片隅に抱えていかなきゃいけないと思う。それを象徴する最後の息子が首を掻くシーンで終わったのはこの映画が伝えたかったメッセージでもあると思う。