このレビューはネタバレを含みます
ある意味群像劇らしい
みんな真実を知って、疑いつつも、彼女と触れあっているうちに、真実を伝えるのではなく知らぬ間に惹かれて応援すりようになっていく不思議感。
章仕立てで、キャラクター各々のストーリーが進んでいっているのだけど、アゼルを章の区切りにするのなら、アゼルのストーリーももう少しみせてほしかったなと。なんなら裏の主人公であるマデルボスも、断片的にわかるようにしていてその面白さも伝わるものになっているけど、結婚とかヒゲ女とのあれこれもうちょっとみたかったなん。キリル?とかも魅力的だったし。