偉大なるマルグリットの作品情報・感想・評価

偉大なるマルグリット2015年製作の映画)

Marguerite

上映日:2016年02月27日

製作国:

上映時間:129分

3.3

あらすじ

「偉大なるマルグリット」に投稿された感想・評価

これこそ悲劇なのかな…
彼女は自分の歌に気づいてても、気づいてなくても残酷で。
夢をみなさいっていう親や学校の先生に似ている。
まあジャイアンリサイタルなんだけどさ、本人に愛嬌があって天真爛漫に楽しそうに歌われたら上手いとか下手とかどうでも良くなっちゃうよね。観衆が幸せな気分になれたらそれで勝ちだと思う。相対的に上手い人がそこに持ってくのが楽なだけで、彼女には彼女の才能があったのだからそれはそれで稀有でいいじゃない。
ジャイアンリサイタルが辛いのは「俺上手いだろ」が第一義に来た時で「私今楽しい!」が先立つとエンタメとして成立するんだなと。
歌が下手ってだけで前衛芸術扱いされるのもそれはそれで才能。もうさ、幼稚園のお遊戯会に出てる子を見てるように愛でればいいだけだよね。冷笑系ほんと野暮。
「夫人劇場を最後まで観たい」という黒人執事の心情はわかる。でもあのラストで終わるのは、「ああ!何と愚かで愛らしいマルグリット夫人!やはり貴女はご自身の歌声に気づいていなかったのですね!!偉大なるマルグリット夫人の人生に乾杯!!」って言わせたいが為でしょう。フランスって…って思っちゃうよね。
フランス国家はメタル。

私はマルグリットの歌は本物の音楽だったと思う。

技術的な問題を人間性でカバーして、関わる全ての人間の心を激しく揺さぶった彼女の歌は、既に芸術の域を超えて愛とか人生の素晴らしさまで表現してる。

音楽やってる人、音楽好きな人に留まらず、全人類に観てほしいレベルの映画でした。

歌っていいな。
無限に語れる。
サントラ欲しい。
慈善家の上流婦人マルグリットは、大好きな歌を歌って人々に聞かせることに喜びを得ているが、致命的に音痴なことがネック。彼女の歌への思いと、妻を温かく見守っている“はず”の夫との心のスレ違いが、彼女の天真爛漫さと相まって究極の切なさを生んで心が痛い、夫婦の哀切物語。
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.2
史上最悪のオペラ歌手といわれた実在の歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスをモデルにしたフランス映画。この映画ではマルグリット。

マルグリット役のカトリーヌフロが可愛すぎる!50代くらいのふっくらしたおばちゃんだけど、可憐な少女みたい!伯爵夫人だから周りが媚を売るということもありつつ、それ以上にみんなが必死で彼女自身が音痴なのを隠して彼女が傷つかないように守ってあげるのが納得できるチャーミングさ。

ただ歌が好きで好きで夢中で歌ってるだけではなくて、それは浮気して自分に無関心の旦那に振り向いて欲しいという必死のSOSのサイン。なんていじらしい。。😢

同じモデルのイギリス映画「マダムフローレンス!夢見るふたり」でのキャストや雰囲気から、こっちも勝手にコメディだと思い込んでたんだけど、普通に人間ドラマで、なんなら悲劇だった。

( ゚д゚)。。え?
なにこの唐突な胸くそエンド。。

みんなでヨイショしてたのに、なんなのこの引っ込みつかなくなったからって一気に引っ込める感じ。

ひどくない?ねえ、ひどくない?
執事てめえ。。ドSにも程がある。

彼女を応援するように出てきた若手のメンツ、もっとしっかり支えたりポジティブに関わってきて欲しかった。結局1人は彼女を利用して貶めただけ、1人はただの傍観者、1人は中途半端かよ。モノクルくんはじめ、みんな面白いイイ味のあるキャラだったのに、全然活かしきれてない。脚本〜!!

コンサートで彼女の熱い思いと努力を知ってる人たちの耳だけには彼女の声が美しく聞こえる瞬間があった演出、ここだけはちょっと感動した。なんやかんやでマルグリットみんなに愛されてる。。
サロンで戦災孤児への寄付を募る篤志家で資産家の奥様。誰も指摘しないが彼女は壊滅的な音痴。そんなことは露知らず気持ちよく歌っていると、野心家の新聞記者に持ち上げられて、ついにパリのコンサートホールでリサイタルを開く。

実在人物がモデルである(本作より公開時期が10ヶ月ほど後の『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』https://filmarks.com/movies/64508 という米国映画があるが、これの主人公)。上流階級の人間が堂々と下手クソな歌を披露することで「そういう娯楽」として受け入れられたそうだ。しかし、本作はおフランスなブラック・コメディなので、彼女を利用する欲望まみれ人間模様、彼女自身も現実と直面せず続けてなお音楽を愛し自分を愛してほしい欲求が前に出る。上品であり嫌らしく、悲しくも笑うしかない。主人公が少女のように純粋でチャーミングなのが救いでもあり、居たたまれなくもある。
はやか

はやかの感想・評価

3.2
思ってたんとちがーう!ってなる
もっと明るいかと思った…
なんならコメディかと思ってた…
なんべんもジョルジュー!!ってなる観て欲しい
bavaroa

bavaroaの感想・評価

3.2
歌が上手ってそんなに重要?と彼女を見ていて考えてしまった。
時代が時代なので、自分の歌声を客観的に聞ける機会も少ないので、仕方のなかったことかもしれない。音痴でもそれがわかっていなかったら、人前で得意になって歌ってみたくなる気持ちもわからなくはないし。やってることはジャイアンだったけれども…。
自分は、彼女は自分の歌声がどんなものかわかっているのかいないのか中盤位までわからなかったので、他意があるのかなとか思いながら観た。
ラスト衝撃的だった。
はるか

はるかの感想・評価

3.6
メリル・ストリープとヒュー・グラントの「マダム・フローレンス!」と同じ題材で同じようなストーリーだけどこちらの方がちょっと重めだった。

軽く楽しい気分で観るならマダム・フローレンス
歌を楽しむならこっちって感じ
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