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ゼロの焦点のLIBROのレビュー・感想・評価

ゼロの焦点(2009年製作の映画)
3.1
はっきり言って松本清張の作品は「トリック」を楽しむ映画では無いと思う。彼の作品のミソ(この作品に限らず)は「社会派」であること(そこを加味した評価)
今作で言えば、戦後のGHQの日本支配・女性の立場と政治参加・売春etc....これらの社会的な要素をサスペンスの動機や背景に随所として盛り込むのが彼のスタイル。
それを楽しめなければ、言い換えると彼の「社会派」要素が好みでないなら、彼の作品は恐らくどれを見てもつまらないと思う
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