ゼロの焦点の作品情報・感想・評価

「ゼロの焦点」に投稿された感想・評価

Mariko

Marikoの感想・評価

3.8
すごく緻密で見応えあるサスペンス。

戦後日本の時代背景や衣装、言葉も知ることができた。

何にしても秘密がたくさんある人生は生きづらそうだなぁ。
アキラ

アキラの感想・評価

2.0
地味な広末涼子が可愛い。原作を何回か読んでいて内容知っていたせいか、映画は単調に感じた。
馮美梅

馮美梅の感想・評価

3.0
「笑う警官」の後に続けて、この作品を見ましたが、共通していたのが見に来ていた客層が高いという感じかな?(笑)

印象的だったのは、見に来ていた人(中高年のグループ?)が終わって帰る時に「ホンマ、よかったなぁ~」と楽しそうに話していらしたことかな?

若い人から見ると、このような作品、あまり興味ないのかもしれないけれど、懐かしさと、そして原作がしっかりしてるのと、出演者たちそれぞれのキャラクターの魅力が、大人の観客にはかなり満足できる作品なのかもしれません。

それぞれの少しの優しさが招く悲劇というか…
素直に話をしていれば起らなかったことだったかもしれないけれど、そこに至ってしまった悲しい過去の重みが何とも言えませんでしたね。

とにかく女優陣は、それぞれのキャラクターが素晴らしかったと思います。

それと、胡散臭かった感もある鹿賀丈史さんも、やはり企業人としての厳しさはあるけれど、妻に対する愛情の深さ、彼女の哀しい過去もわかっていながらも、それを受け止め、彼女のために自らを犠牲にしようとする行動が壮絶でした。

それぞれが、いろんな問題を抱え、それでも生きていかねばらない時代の中で、ようやく見つけた生きる希望(この人となら自分らしく生きていけるかもしれないという思い)をそれぞれの、少しのボタンの掛け違いで、大変な事件になってしまって、主人公の禎子(広末涼子)も、全てを知って死んだ旦那様の本当の気持ちや、知らなかった過去のこと、優しい気持ちが招いた悲劇を内に秘めた演技で見る者を惹きつけてくれました。

私が好きなシーンは、久子と佐知子が売春婦をしていた頃、追ってから逃げるために忍び込んだ小学校の音楽室でのシーン。

高学歴の佐知子と文字も読めない久子だが、2人とも同じ売春婦として存在していることや、文字の読めない久子が、黒板の文字に対して「なんて書いてあるの?」と佐智子に尋ねると、佐知子が優しく歌って聞かせ「その歌、私も知ってるよ」と言いながら、2人で「この道」を歌っている教室の外で静かに聞いている憲一の表情。

あと佐知子が、憲一の事を話して、全てを知った久子の最期、その後彼女の鞄から出てきた母子手帳を見た佐知子のその後の行動は壮絶でした。

時代背景がわからないと物語自体、理解できないかもしれない人もいるかも知れませんね。

憲一役の西島さんが本当に素敵でした。
台詞がなくても佇まいだけでその場の空気感が違うというか、丁寧な作品作りが本当にいい作品でした。
2009年11月23日、新宿ピカデリーで鑑賞。(前売券、1300円)

完成度の高い原作の映画化にあたっては、原作と比べられるのは必然である。

特にサスペンスの場合、原作者が緻密に布石として描いた場面が随所に散りばめられているため、更にそのハードルは高くなる。

本作は、原作者=松本清張の描いた昭和三十年代の雰囲気(現代から見ればレトロ感)をスクリーン上に再現すべく注力しながら、現代の幅広い世代が楽しめるようなモダン感覚を表現している努力は見られる。

冒頭のニュース映像から戦後混乱期を経て『もはや戦後ではない』、『売春禁止法制定』など物語に直結する新聞記事を挿入した上で、新妻=禎子と夫=憲一との見合い結婚式の場面に続いて、汽車の連結部が繋がる俯瞰描写は「結婚後の夫婦の媾合」を暗示している。

また、憲一の兄殺害場面と憲一の同僚殺害場面では、真紅のドレスの女も殺害現場に不気味に居合わせており、大胆な脚色である。

ただ、謎解き場面が断崖でないあたりは、肩透かしの感。

やはり、1961年版(久我美子版)に軍配!
eri

eriの感想・評価

3.1
中谷美紀さんや木村多江さんが脇を固める中で広末涼子て…。
pier

pierの感想・評価

3.3
順風満帆な女。
過去を消したい女。
貧乏だが平凡な女。

松本清張の独特な世界。
刹那的だったり
健気だったり
傲慢だったり
献身的だったり。
いろんなタイプの人物が描かれてました。
私の場合は、どの人物にも
ある部分共感し、
ある部分嫌悪しました。
さすが清張。
松本清張原作。
舞台は終戦から10年あまりが経過し、その傷が徐々に癒えてきた頃の日本。
結婚して早々、突然夫が出張先の金沢で行方不明に。妻は夫を探しに金沢へ向かうが、そこで事件が起こり…。
映画というより火サスみたいでした。
原作松本清張なので話は凄く面白い。
広末涼子の演技が問題というレビューが多いような気がする、そんなに問題かなと思っていて2回目みる。確かに何度みても面白いような原作なのに、なぜか落ちる。それは主人公とナレーションをする広末涼子の演技に問題があると思いました。テレビドラマっぽい。
高校生の時だったか、原作を読んだことを思い出した
広末涼子の存在をかき消す中谷美紀…
若干テレビドラマ仕立てな感じがする、崖の部分CG過ぎて迫力ゼロ
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