これはタイトルとトレーラーが良くないのかもしんないな。
この映画を見ようとした人と、作り手側が感じて欲しいことがズレちゃうのかもね。
ダメ人間だって自分で思い込んでる主人公が、良いこと悪いことに振り回されながらも、周りにいる家族や仲間と関わることで、「何とかしなきゃっ」て思いながら、ちょっとずつ進もうとする感じは、見てて泣けてくると思うのよね。
そういう意味では主人公のクソっぷりな演技は最高だよね。
超能力って演出はただのオマケで、それを良いなって思うかどうかは自分次第で…って、あぁ、そうやって観るとなかなか捨てたもんじゃないと。
惜しいのは、余計なトレーニング演出と無駄なシーンと、引きの強い盛り上がりが無い事かな。
ちょっともったいないね。
