ブルース・リーの師匠として著名な、詠春拳の達人・葉問(イップ・マン)を、我らがドニー・イェン兄貴が演じたシリーズ第3作！！
香港最強の腕前を持ちながら、穏やかな姿勢を崩さず、あくまで家族を守るために闘うイップ・マン…。
今回も相変わらず強い強い！
アクション監督が交代したせいか、前作の『ロッキー』的なド派手で魅せることを重視した動きから、ハードで切れのある、かつ高速の格闘シーンが拝めます。
エレベーター内での奥さんを守りながらのムエタイ使いとの戦闘、予告編でもプッシュされていたマイク・タイソンとの一騎打ち(タイソンの演技は…まあ、本職じゃないしね(苦笑))、そして『ドラゴン×マッハ』でも目立っていたマックス・チャンとのクライマックスの対決は、まさかの詠春拳vs詠春拳と、熱き対決が目白押し！
特にエレベーターという狭い場所での戦い
から、外に出てアパート内の廊下〜階段を俯瞰で捉えている一連の流れは、どうやって撮影したんだ！？と思うほど。
ドニー自身も3作目を迎え、マスターとしての風格が漂っています。
『ローグ・ワン』でのチアルートのアクションは、ちょっと物足りなかったので、今回、彼がガチの詠春拳を見せてくれて、もう大満足です。
何となくこれで終わってしまいそうですが、まだまだ続けてほしいのが正直なところ。
今後のドニーの出演作にも期待！！
