TDLのハニーハントに乗る前や後に観ておくと、これ1本でひとつひとつのシーンが楽しめますので是非。
絵本のような背景描写により、暖かい森の雰囲気がうまく描かれています。
全体としてはツッコミ処満載の愉快な仲間たちが繰り広げる、ひたすら楽しいどたばたコメディです。
「ふふ、プーのおばかさん」
この台詞を聞くたび、クリフトファーロビンからプーへの愛情をしみじみと感じます。
ロビンとのお別れのシーンは深く考えさせられますが、大人になったらできない「なんにもしない」を「なんにもしないって、どうやるの？」と純粋に訊いてくるプーだからこそ、みんなに愛されるのだなぁと。
みんながみんな、幼い頃はおばかさんでとても純粋だった。それを思い出す。
トイ・ストーリーのアンディとのお別れとは、また違った深みを感じます。
「今日はなんの日？」「今日は今日だよ」「そうか、ぼくの大好きな日だな」
上記は私が原作でとても好きな台詞ですが、原作や他のお話にも暖かい台詞や場面があるので、是非とも観ていただきたいです。
