100年かけて作られる最高級コニャックをモチーフに本作のフィルムは100年間保管される。この映画を作り手や我々は観ることができない。
え、いや、全然ピンときません。
お酒に詳しくはないですけども最高級コニャックって100年間「熟成」してるんですよね?
この映画のフィルムは寝かせたところで味は変わるのでしょうか?
例えばサグラダファミリアとかも約140年かかるため、今も作業は「続けています」。
この映画ってもう完成してるんですよね?
12年かけて撮影した「6才のボクが、大人になるまで」の方がよっぽどすごい気がするのですが。
100年前の映画って
当時と今では異なる評価になるじゃないですか。
100年前とまで行かなくても、劇場公開時は散々な結果なのに後でカルト化する作品ってあるじゃないですか。
だから「100年後の人々がどう感じるのか?」
これだけで楽しめますかね?
『今の私達の感想や評価があった上で、100年後の人々がどう感じるのか?』
私はこっちの方が良いと思います。