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国歌のkのレビュー・感想・評価

国歌(2006年製作の映画)
3.7
運河の岸辺で話す年配の女たちーーからの、おそらく会話に出てきていたジムに場面が映る。バドミントンするのにあれ邪魔では…。体育館の奥ではなぜかエアロビ。コートの周囲を旋回しまくるのも謎。女たちの中にある夢、黄色い花のような儚いもの。途中から会話に加わった女性は足を引いていたけど、光りの墓の主演と同じ役者さんかしら…。そのへんのおばさんが話してるだけで充分に映画として成立する不思議。後から知った背景だが、この映画の5分間は、映画が始まる前に行われるタイ国王への敬礼の儀と同じ時間。それを「国歌」と名付ける皮肉が効いている。
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