うーん...
凶悪の監督さんが作ったっていう前置きでみちゃうと、肩透かしを食らうかもです。(つまり、それだけ凶悪が名作、かつ日本映画界にメスを刺したようなものだと思っています)
でもやはり、リアリティものを映画化するのがうまい監督さんですね。
綾野剛もやっぱり演技うまいし。
日本に多くはない、演技力のある俳優を分かり、かつ使い方も理解する、最高のコックのような監督さんだと思いました。
やっぱり今作でもピエール瀧と中村獅童は強烈に残すものがありました。
が、大好きな健さんの主題歌も含め、ちょっと話と比べてポップすぎるところがあったなぁ、と...
綾野剛を完全にクソ野郎だと思い込ませるこの監督にアッパレです!